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マツオ カズト
Matsuo Kazuto 松尾 和人 所属 神奈川大学 情報学部 計算機科学科 神奈川大学大学院 理学研究科 理学専攻(情報科学領域) 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2019/01 |
形態種別 | その他論文 |
標題 | ツイストを利用したSIDH |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 2019年暗号と情報セキュリティシンポジウム予稿集、3B3-1 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 電子情報通信学会 |
概要 | JaoとFeoによって提案された、超特異楕円曲線間の同種写像を求める問題の難しさに基づくDiffie-Hellman
鍵共有プロトコル(SIDH)は、量子計算に対する耐性を有するプロトコルとして注目され近年盛んに研究されている。しかし、超特異楕円曲線のとりうる位数が限定的なため利用可能な曲線が少ないことが課題の一つとして挙げられている。本論文では、超特異楕円曲線とその2次ツイストを同時に用いるSIDHの変形を提案す。提案プロトコルはこれまでのSIDHと異なる曲線上でこれまでと同程度の効率のSIDHを実現可能であり、利用可能な効率的な曲線もこれまでのSIDHと同程度存在する。したがって、提案プロトコルによってより豊富な SIDHを利用可能となる。また、提案プロトコルはこれまでのSIDHよりも小さな有限体上で同程度の安全性を達成できる場合があり、より効率的なSIDHを構成できる可能性がある。 |