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トヨイズミ リュウジ
Toyoizumi Ryuji 豊泉 龍児 所属 神奈川大学 理学部 理学科 神奈川大学大学院 理学研究科 理学専攻(生物科学領域) 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2020/02 |
形態種別 | 学術雑誌 |
査読 | 査読あり |
標題 | Finely-tuned ciliary alignment and coordinated beating generate continuous water flow across the external gills in Pleurodeles waltl larvae |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | Zoomorphology |
掲載区分 | 国外 |
出版社・発行元 | Springer-Nature |
担当範囲 | corresponding author |
著者・共著者 | Reico Ichikawa and Ryuji Toyoizumi |
概要 | Currently, published as on-line First article.
https://doi.org/10.1007/s00435-020-00479-0 イベリアトゲイモリを中心とした有尾目両生類5種、無尾目両生類2種の外鰓の繊毛運動について細胞生理学、免疫組織科学の手法で研究した。外鰓のrachis(主枝)、fimbriae(側枝)の表面のmulticiliaは、その基部-先端部軸に直交する繊毛配列を有していることを発見した。また、ハイスピードカメラの観察によって、その繊毛打は、それぞれの基部側から先端部側に有効打を持つ方向に打ってることを明らかにした。繊毛流については、大局的には、幼生の頭部側から尾部側に向けての水流を形成していることを、polystyreneビーズの懸濁液を用いた観察から明らかにした。更に、rachisの前方では、外鰓表皮直下の繊毛流と血流とが対向流を形成し、溶存酸素濃度を上げていることが分かった。 |