マヤマ ヒロオ   Mayama Hiroo
  間山 広朗
   所属   神奈川大学  人間科学部 人間科学科
    神奈川大学大学院  人間科学研究科 人間科学専攻(地域社会学分野 専門科目担当教員)
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2004/03
形態種別 大学・研究所等紀要
標題 「『いじめ』事件に対する学校の対応の困難性―精神的苦痛の帰属問題に関する覚え書き」『立教大学教育学科研究年報』第47号,pp.121-128.
執筆形態 単著
掲載誌名 『立教大学教育学科研究年報』
巻・号・頁 (47),121-128頁
概要 学校がいじめ事件に対応する困難さの一端が、1990年代中ごろのいじめ定義の変更によって生じたいじめの定義上の問題と実際上の問題の論理的乖離にあることを、中学生の手記などから明らかにした。いじめ定義は被害者にいじめ認定の主権があるかのようになされているが、実際のいじめ認定において被害者の主張が無条件に認められることは少ない。当事者の子どもにとっては、「いじめそのもの」と「いじめ認定とその対応」をめぐって、二重の苦痛が構造化されていることが明らかとなった。