ナカムラ タカフミ   Nakamura Takafumi
  中村 隆文
   所属   神奈川大学  国際日本学部 日本文化学科
    神奈川大学大学院  人文学研究科 欧米言語文化専攻(文学・思想コース)
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2007/03
形態種別 大学・研究所等紀要
標題 ヒュームの正義論において中心的役割を果たす共感の概念
執筆形態 単著
掲載誌名 『社会文化科学研究』
掲載区分国内
出版社・発行元 千葉大学社会文化科学研究科
巻・号・頁 (12),167-175頁
概要 本論考は、英米の分析哲学において主流である「ヒューム主義(Humeanism)」の認識論から道徳論に至るまでの議論を考察し、その全体に通じたヒュームの哲学的態度を多角度的に検討してゆく。本論考では、一般的なヒューム解釈(主観主義、価値創造的な構成主義的解釈)とは異なり、実在論的世界観をあえて採用することによって常識としての「知」の妥当性を検証・担保するような合理的態度の哲学としてのヒューム思想に焦点をあてたものである。