マツモト カツヤ   Matsumoto Katsuya
  松本 和也
   所属   神奈川大学  国際日本学部 日本文化学科
    神奈川大学大学院  外国語学研究科 欧米言語文化専攻(国際日本文化研究)
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2015/03
形態種別 著書
標題 『昭和一〇年代の文学場を考える 新人・太宰治・戦争文学』
執筆形態 単著
掲載区分国内
出版社・発行元 立教大学出版会
総ページ数 530
概要 従来の文学史(研究)において、アジア・太平洋戦争期と重なる昭和10年代は、「貧しさ」の印象ゆえ研究がほとんど進んでいない。本書では、文学場という概念を導入することで、作家・作品・トピックに視野を限定することなく、時局とも連動しながら展開する文学活動のネットワークを、同時代言説の調査・分析を通じて論じた。三部構成の全21章による「窓」から、文学場の様々な時期・局面における問題を各論と析出し、集積した。