クリスチャン ラットクリフ   Christian Ratcliff
  クリスチャン ラットクリフ
   所属   神奈川大学  国際日本学部 国際文化交流学科
    神奈川大学大学院  外国語学研究科 欧米言語文化専攻(国際日本文化研究)
   職種   准教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2005/01
形態種別 学術雑誌
標題 “The Traveling Poet as Witness: Established Poets Face New Realities in the Kamakura Period”(旅路に出た鎌倉時代の歌人と名所:古来和歌の風景と実見の風景の調和)
執筆形態 単著
掲載誌名 Proceedings of the Association for Japanese Literary Studies: 『Landscapes Imagined and Remembered』 (AJLS, Purdue University)
巻・号・頁 (No. 6 (Summer 2005)),99-112頁
概要 和歌の名所というものは、主に平安初・中期に都から離れた土地が観察され、その特徴のある風景や地名が和歌に面白く詠み込まれると判断されたものである。鎌倉時代に入って、保守的になった和歌の歌語は固定され、古来の名所は昔みられたままで使用しつづけられ、新しい名所の発見もなくなったというのが大体の定説である。が、鎌倉初・中期に旅路についた人の日記によると、当時の歌人にはその事実はまだ明らかでなかったようである。