オヤマ ヨシアキ   Oyama Yoshiaki
  小山 吉亮
   所属   神奈川大学  法学部 法律学科/自治行政学科
    神奈川大学大学院  法学研究科 法律学専攻(担当:西洋政治史)
   職種   准教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2015/03
形態種別 その他論文
標題 ファシズム期イタリアの政治システムの変容――ラス支配の終焉とドゥーチェ独裁の成立――
執筆形態 単著
掲載誌名 博士論文(東京大学)
掲載区分国内
概要 ファシズム期イタリアの統治構造と、1920年代末から30年代前半に生じた変容の過程について、ムッソリーニとサブリーダーの政治的資源と戦略に着目して分析した。ラス支配を支えた中央と地方の力関係の変化がサブリーダーの抗争を引き起こし、青年/教育問題の浮上による「国家・教会関係」の悪化はカリスマ的威信に基づくドゥーチェ独裁への転換を引き起こした。こうしてサブリーダー排除の激化や国制の「二元制」化などが生じた。