トダ リュウスケ   Toda Ryusuke
  戸田 龍介
   所属   神奈川大学  経済学部 経済学科/現代ビジネス学科
    神奈川大学大学院  経済学研究科 経済学専攻(会計・財政コース)
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2012/09
形態種別 大学・研究所等紀要
標題 地域振興のための簿記の役割(7) -6次産業化農事組合法人に対するヒアリング調査を中心に-
執筆形態 共著
掲載誌名 『商経論叢』(神奈川大学経済学会)
巻・号・頁 48(1),109-121頁
著者・共著者 戸田龍介、成川正晃、岸保宏
概要 6次産業化に取り組む3つの農事組合法人(「聖の郷かわしり(広島県世羅郡)」、「ファーム・おだ(広島県東広島市)、および「モクモク手づくりファーム(三重県伊賀市)」)に対するヒアリング調査を行い、農業者のモデル分類におけるモデル3事業体における、地域振興への貢献可能性と複式簿記の役割発揮状況をそれぞれ明らかにした。調査の結果、当該モデル3事業体は、限定された地域における永続的な雇用を生み出すことが確認され、地域振興への貢献可能性は高いことが明らかになった。しかし一方、複式簿記の効果・役割発揮については、モデル2-2農業法人において見られたような強い実感はないようであった。これは、モデル3事業体(6次産業体)ともなると、複式簿記はその経営において当然・必須の手段となっており、その効果もすでに織り込み済みであることの証左と考えられた。