ツボイ マサシ   Tsuboi Masashi
  坪井 雅史
   所属   神奈川大学  国際日本学部 日本文化学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2005/12
形態種別 学術雑誌
標題 応用倫理学の方法論をめぐって -WREと設計問題アナロジーを参考に-
執筆形態 単著
掲載誌名 『人文研究』第157号(神奈川大学人文学会)
巻・号・頁 59-80頁
概要 筆者はこれまでも、私たちが道徳的にふるまえるには何が必要かを考えるには、行為の正当化の文脈を離れて、発見の文脈から道徳的推論の過程を再考する必要があるのではないかという考え方から道徳的推論に関する研究を進めてきた。この小論では、こうした研究の延長線上に、応用倫理学の方法論に関するJ.ファン・デン・ホーベンの議論と、C.ウィトベックの議論を参考にしながら、応用倫理学方法論に行為者の視点を導入することの重要性と、パティキュラリズムの可能性について考察する。