コマバシリ ショウジ   Komabashiri Shoji
  駒走 昭二
   所属   神奈川大学  国際日本学部 日本文化学科
    神奈川大学大学院  人文学研究科 日本文化専攻(日本語学)
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2020/03
形態種別 学術雑誌
標題 レザノフ資料と方言史研究
執筆形態 単著
掲載誌名 『人文研究』(神奈川大学人文学会)
掲載区分国内
出版社・発行元 神奈川大学人文学会
巻・号・頁 200,75-101頁
概要 19世紀初頭にレザノフ(Nikolai Petrovich Rezanov)が著した、日本語に関する二つの資料は、これまで仙台石巻方言が記されているものと考えられてきた。それは、レザノフに日本語を教えた漂流民の善六が、石巻の出身だったからである。しかし、ロシアに残された各種史料を用いて、その成立過程や成立状況を考察すると、必ずしもそうとは言い切れないことがわかる。善六は、日本語の書物を通じて、また、イルクーツクで出会った伊勢の漂流民、新蔵との接触を通じて、標準的な日本語を少なからず身につけていたと考えられる。したがって、この資料は、純粋な石巻方言史資料ではなく、石巻方言の話者が、標準的な日本語を意識しながらレザノフに教えた日本語が記された資料と考えるべきである。