マツバラ トシアキ   Matsubara Toshiaki
  松原 世明
   所属   神奈川大学  理学部 理学科
    神奈川大学大学院  理学研究科 理学専攻(化学領域)
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2002
形態種別 学術雑誌
標題 Density Functional Study of the σ and π Bond Activation at the Pd=X (X=Sn, Si, C) Bonds of the (H2PC2H4PH2)Pd=XH2 Complexes. Is the Bond Cleavage Homolytic or Heterolytic?
執筆形態 共著
著者・共著者 T. Matsubara* and K. Hirao
概要 スタンニレン配位子をもつPd錯体のPd=Snサイトで、sおよびp結合の解裂が温和な条件下で進行することが実験的に知られている。その理由をモデル錯体(H2PC2H4PH2)Pd=XH2(X=Sn, Si, C)を用い、密度汎関数法(B3LYP)によって理論的に解析した。その結果、反応に重要な基質と錯体との間の電荷移動相互作用を、錯体の(H2PC2H4PH2)Pd部分がPd-Sn軸のまわりを回転することによってうまく調節しているためであることが分かった。