マツバラ トシアキ   Matsubara Toshiaki
  松原 世明
   所属   神奈川大学  理学部 理学科
    神奈川大学大学院  理学研究科 理学専攻(化学領域)
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2008
形態種別 学術雑誌
標題 Application of the ONIOM-Molecular Dynamics Method to the Organometallic Reaction Cis-(H)2Pt(PR3)2  H2 + Pt(PR3)2 (R = H, Me, Ph, and t-Bu). An Insight into the Dynamical Environmental Effects.,
執筆形態 単著
掲載誌名 J. Phys. Chem. (A),
巻・号・頁 112,9886-9894.頁
概要 応募者は、最近、エネルギーの揺らぎは、反応性を決める因子の一つであることを明らかにした。アレニウスの式にエネルギーの揺らぎの概念を導入し、その化学反応理論とONIOM分子動力学法を応用し、cis-(H)2Pt(PR3)2(R = H, Me, Ph, and t-Bu)錯体のH2分子脱離反応の反応性について解析した。R = t-Buの場合に実験的に反応が進行する理由は、エネルギーの揺らぎに影響を及ぼす、論文5で発表した新規の環境の効果、動的効果が、嵩高いt-Bu基の場合は大きいためであることが分かった。