フカザワ トオル   Fukazawa Toru
  深澤 徹
   所属   神奈川大学  国際日本学部 日本文化学科
    神奈川大学大学院  外国語学研究科 欧米言語文化専攻(国際日本文化研究)
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2017/04
形態種別 その他論文
招待論文 招待あり
標題 都市空間はどれほど物語を作るのか—「少女」巻の六条院造営に慶滋保胤筆『池亭記』の影を見てとる
執筆形態 単著
掲載誌名 新時代の源氏学4 制作空間の〈紫式部〉
掲載区分国内
出版社・発行元 竹林舎
巻・号・頁 180-206頁
概要 源氏物語「少女」巻において、光源氏は六条院を造営する。その発想の原点には、漢学者慶滋保胤の『池亭記』があったのではないかとの仮説を提示する。その裏付けとして、保胤の「池亭」が実は仮想のもので実在せず、また後中書王具平親王の別業「六条千種殿」が、当時、漢学者の交流拠点として重要な文化的役割を果たしていたことなどに言及する。