フカザワ トオル   Fukazawa Toru
  深澤 徹
   所属   神奈川大学  国際日本学部 日本文化学科
    神奈川大学大学院  外国語学研究科 欧米言語文化専攻(国際日本文化研究)
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2018/10
形態種別 その他論文
招待論文 招待あり
標題 忌まわしき〈嵯峨〉のトポス―『源氏物語』作者紫式部のひそやかな反逆
執筆形態 単著
掲載誌名 藤原彰子の文化圏と文学世界
掲載区分国内
出版社・発行元 武蔵野書院
巻・号・頁 185-208頁
著者・共著者 桜井宏徳、中西智子、福家俊幸ほか
概要 『源氏物語』のテキスト生成の背後に、当時漢文学者として優れた才能を発揮した兼明親王の治績や、その作成したテキストが大きく影響していたのではないかとの仮説を、『源氏物語』に見える「中書王」の呼称や、都の西郊「嵯峨」の地を舞台とした設定を通して論証しようした。本論の狙いは、その設定の下に、当時の権力者道長およびその周辺一族への、ひそやかな批判を読みとろうとするものである。