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マツモト カツヤ
Matsumoto Katsuya 松本 和也 所属 神奈川大学 国際日本学部 日本文化学科 神奈川大学大学院 人文学研究科 日本文化専攻(日本文学) 職種 教授 |
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発表年月日 | 2014/07/05 |
発表テーマ | 川端康成「高原」連作から考える文学場一面 |
発表学会名 | 2014年度立教大学日本文学会大会 |
主催者 | 立教大学日本文学会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 口頭(招待・特別) |
単独共同区分 | 単独 |
開催地名 | 立教大学 |
概要 | 昭和10年代における文学場研究の端緒として、また同時に川端康成研究を問い直す射程を抱えつつ、日中戦争を間接的なモチーフとした川端康成「高原」連作の同時代評の調査・分析を行った。開戦直後の昭和12年から、火野葦平「麦と兵隊」がベストセラーとなる昭和13年、素材派・芸術派論争が巻き起こる昭和14年と、文学場の変動に伴い、「高原」連作の受容から戦争の影が消失し、美が前景化されていく様相を批判的に検討した。 |