|
|
ホリ ヒサオ
Hori Hisao 堀 久男 所属 神奈川大学 理学部 理学科 神奈川大学大学院 理学研究科 理学専攻(化学領域) 職種 教授 |
|
発表年月日 | 2015/09/17 |
発表テーマ | フッ素系イオン液体[Me3PrN][(CF3SO2)2N]の亜臨界水分解 |
発表学会名 | 第38回フッ素化学討論会 |
主催者 | 日本フッ素化学会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | ポスター |
単独共同区分 | 単独 |
開催地名 | 東京 |
発表者・共同発表者 | 伊藤昂光、高橋明弘、堀 久男 |
概要 | フッ素系イオン液体は熱的および化学的に安定で、広い電位窓、高いイオン電導性等の優れた性質を有している。このため各種エネルギーデバイスの構成材として導入されつつあるが、適当な分解処理方法が存在しない。高温での焼却は可能であるが、相当なエネルギーを必要とするだけでなく、生成するフッ化水素ガスが焼却炉材を劣化させる問題がある。これらの廃棄物を穏和な条件でフッ化物イオン(F–)まで分解できれば、既存のカルシウム処理でフッ化カルシウムに変換でき、フッ化カルシウムはフッ化水素酸の原料なのでフッ素資源の循環利用にも貢献できる。本研究では室温で液体である [Me3PrN][(CF3SO2)2N] について、種々の還元剤(Fe、FeO)あるいは酸化剤(O2)を添加した亜臨界水および超臨界水反応でF–まで分解できるかどうか調べたので報告する。 |