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オオカワ チヒロ
Okawa Chihiro 大川 千寿 所属 神奈川大学 法学部 法律学科/自治行政学科 神奈川大学大学院 法学研究科 法律学専攻(担当:政治学) 職種 教授 |
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発表年月日 | 2017/09/24 |
発表テーマ | 「政治家の政策選好の変化と競合―2012・2014年衆院選の比較を通して―」 |
発表学会名 | 2017年度日本政治学会研究大会 分科会E2「議員が追求する目標間の相互関係」報告 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 単独 |
開催地名 | 法政大学 |
概要 | 2012年と2014年の衆院選では、いずれも自民党が大勝した。一方、民主党政権時代の混乱もあり、2012年の選挙では民主党や中小政党の候補が小選挙区で乱立する形となり、2014年もその影響は残った。この2回の選挙において、自民・民主両党の政治家は、小選挙区においてどのような政策的競合を見せたのかについて分析した結果、候補者の分立が自民・民主両党候補の政策に一定の影響を与えていたこと、各党政治家は他党との政策の違いを明確に打ち出そうとする傾向にあること、憲法改正にきわめて積極的な自民候補と、それに対しより穏健な民主候補という傾向が全国的にみられること、小選挙区で強さをみせる民主候補の政策が自民候補に近い面があることなどが明らかになった。 |