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ヤマオカ ヨシタク
Yamaoka Yoshitaku 山岡 義卓 所属 神奈川大学 経営学部 国際経営学科 職種 准教授 |
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発表年月日 | 2019/06/08 |
発表テーマ | 「農商工消連携」における食育的観点から見た学習効果 -プログラムとの関係に着目して- |
発表学会名 | 第7回日本食育学会学術大会 |
主催者 | 日本食育学会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | 福岡 |
発表者・共同発表者 | 山岡義卓,渡辺澪,池田欣司、吉中由紀 |
概要 | 食品メーカーと消費生活協同組合が共同で行う農商工連携活動の参加者における食育的観点からの学習効果を検証するとともに、プログラムの各要素と学習効果の関係を確認すべく、納豆の原材料となる大豆の栽培を行う農商工連携活動のプログラムの参加者に対し自記式アンケート調査を実施した。その結果、農産物の生産に関する知識の獲得については45人中25~35人が本プログラムの影響ありと回答し「農作業を体験したこと」「種まきや草取り等複数回作業したこと」「生産者と交流したこと」の影響が顕著であった。望ましい食品の消費行動については同じく11~24人が本プログラムの影響ありと回答し知識の獲得同様3つの要素の影響が顕著であった。農産物の生産に関する知識の獲得や行動の変容においては複数回にわたる農作業体験と、生産者との交流が有効であることが示唆された。商品の販売まで含む農商工消連携においては、生活に身近な食品をイメージして作業ができ、商品が届くまでの過程やそこにかかる手間等を理解しやすく、結果として産地を意識した消費行動につながるものと推測された。 |