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ホリ ヒサオ
Hori Hisao 堀 久男 所属 神奈川大学 理学部 理学科 神奈川大学大学院 理学研究科 理学専攻(化学領域) 職種 教授 |
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発表年月日 | 2015/09/21 |
発表テーマ | デカタングステートを用いた油中ジベンゾチオフェンの酸化除去 |
発表学会名 | 錯体化学会第65回討論会 |
主催者 | 錯体化学会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | ポスター |
単独共同区分 | 単独 |
開催地名 | 奈良 |
発表者・共同発表者 | 荻 圭佑、小嶋 啓喬、保田 裕太、長島 江里、吉田 拓也、野宮 健司、堀 久男 |
概要 | 従来、燃料油の脱硫は高温で固体触媒を利用する水素化脱硫プロセスにより行われているが、ジベンゾチオフェン(DBT)およびその誘導体は除去が難しい。このため、例えばアセトニトリルやイオン液体を抽出溶媒とし、ポリオキソメタレート・H2O2混合物を酸化剤として室温でDBTを除去する酸化脱硫プロセスが十年以上前から研究されているが、抽出溶媒が高価である等の問題がある。またこの場合、使用されているポリオキソメタレートもリンを含む錯体に限られている。そこで本研究ではデカタングステート([W10O32]4–)とH2O2を含む水溶液と、相間移動剤としてtetraoctylammonium bromide (TOABr)を組み合わせた反応系を検討し、DBTの効果的な除去に成功したので報告する。 |