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ホリ ヒサオ
Hori Hisao 堀 久男 所属 神奈川大学 理学部 理学科 神奈川大学大学院 理学研究科 理学専攻(化学領域) 職種 教授 |
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発表年月日 | 2022/07/06 |
発表テーマ | 高温高圧水を用いたフッ素ポリマーおよび関連物質の分解・再資源化 |
発表学会名 | 技術情報協会セミナー:超臨界流体・超臨界水によるプラスチックの再資源化とモノマー回収率の向上 |
主催者 | 技術情報協会 |
学会区分 | 研究会・シンポジウム等 |
発表形式 | 口頭(招待・特別) |
単独共同区分 | 単独 |
招待講演 | 招待講演 |
開催地名 | オンライン |
開催期間 | 2022/07/06~2022/07/06 |
発表者・共同発表者 | 堀 久男 |
概要 | 炭素原子とフッ素原子から形成される有機フッ素化合物は、耐熱性、耐薬品性、電気絶縁性等の優れた性質を持ち、我々の生活に欠かすことのできない重要な化学物質である。中でも分子量が数万を超える物質、すなわちフッ素ポリマーは、パッキンや薬液タンク、燃料ホース等の汎用品はもちろんのこと、イオン交換膜やリチウムイオン電池のバインダー、さらには光ファイバー等の先端材料としても利用されている。フッ素ポリマーはこのように高い機能性を持つ一方で、廃棄物の分解処理が困難、リサイクルが困難、さらには原料である蛍石(フッ化カルシウムの鉱石)の入手にも難がある、といった側面が近年になって顕在化しつつある。本講演ではこのようなフッ素ポリマーや関連する化学物質について、高温高圧状態にある水である亜臨界水や超臨界水を用いた分解・再資源化技術の研究動向について報告する。 |