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ホリ ヒサオ
Hori Hisao 堀 久男 所属 神奈川大学 理学部 理学科 神奈川大学大学院 理学研究科 理学専攻(化学領域) 職種 教授 |
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発表年月日 | 2023/03/15 |
発表テーマ | 過マンガン酸カリウムを添加した亜臨界水を用いたフルオロアルキルシラン類の 高効率分解・無機化 |
発表学会名 | 第57回日本水環境学会年会 |
主催者 | 公益社団法人日本水環境学会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | ポスター |
単独共同区分 | 単独 |
発表者・共同発表者 | 花島 宏翔、堀 久男 |
概要 | フルオロアルキルシラン類は有機ケイ素化合物のアルキル基の大部分をフッ素化した化合物であり、高い撥水性や化学的安定性から電子工業用の表面処理剤やガラスコーティング剤として使用されているが、その分解反応についてはほとんど報告がない。
本研究では現在産業界で使用されている典型的なフルオロアルキルシラン類であるC4F9CH2CH2Si(OMe)3 (1)、C6F13CH2CH2Si(OMe)3 (2)、およびCF3CH2CH2Si(OMe)3 (3)を、KMnO4を添加した亜臨界水反応で分解することを検討した。その結果、350 ℃でこれらを構成するフッ素原子の大部分を無機化することに成功した。 |