ティネッロ マルコ   Marco Tinello
  ティネッロ マルコ
   所属   神奈川大学  国際日本学部 国際文化交流学科
   職種   准教授
発表年月日 2018/09/29
発表テーマ グラント調停の視点から「琉球処分」をみる
発表学会名 沖縄文化協会 2018 年度 第 3 回東京公開研究発表会
学会区分 全国学会
発表形式 口頭(一般)
単独共同区分 単独
開催地名 法政大学
概要 日本語報告。
前米大統領グラントの調停を長いタイムフレーム及び国際的な視点から論じた。グラントが東アジアを訪問した際、一方で清朝側においては琉球の所属問題が国際法に基づいて西洋列強を含めた国際会議で解決すべき問題として位置付けられていた。他方で井上毅は、沖縄県設置直後に琉球の所属問題が国際的な問題になることを最も懸念していた。そのため、この時期にグランtが明治政府と清朝の「二国間」の交渉において、琉球問題を解決するよう勧告したことはきわめて重要であると論じた。