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タムラ タダヒサ
Tamura Tadahisa 田村 忠久 所属 神奈川大学 工学部 応用物理学科 神奈川大学大学院 工学研究科 工学専攻(応用物理学領域) 職種 教授 |
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発表年月日 | 2015/01/06 |
発表テーマ | Waseda CALET Operations Center (WCOC) におけるミッション運用 |
発表学会名 | 第15回 宇宙科学シンポジウム |
主催者 | 宇宙航空研究開発機構(JAXA)宇宙科学研究所 |
学会区分 | 研究会・シンポジウム等 |
発表形式 | ポスター |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | 宇宙科学研究所(相模原) |
発表者・共同発表者 | 浅岡陽一, 鳥居祥二, 笠原克昌, 小澤俊介, 神尾泰樹, 下村健太, 仁井田多絵, 力石和樹, Holger Motz, 田村忠久, 清水雄輝, 上野史郎, 冨田洋, 赤池陽水, 他CALETチーム |
概要 | CALETは国際宇宙ステーションにて長期観測を行う高エネルギー宇宙線観測装置である。撮像型と全吸収型を組み合わせた計30放射長の分厚いカロリメータを搭載し、1GeV-20TeVの広い範囲で電子のエネルギースペクトルを高精度で決定する能力を持っている[1,2]。国際宇宙ステーション軌道上でCALETが取得するデータは、これまでに実施されている他の船外実験と同様に、NASAとJAXAが有する2種類の伝送経路を利用してJAXAにて受信する。軌道上での観測開始に向けて、CALETの状態を常時監視し適切な機器運用を行うための地上運用システムがJAXAにて準備されている。早稲田大学にも、JAXAの地上運用システムと連携し、ミッション運用とデータ解析を行う Waseda CALET Operations Center (WCOC) が設置され、観測開始に向けてハードウェアやソフトウェアの準備を進めている。WCOCにおけるミッション運用は、(1)運用計画、(2)リアルタイム監視、(3)科学解析用データ処理によって構成される。各項目の詳細と軌道上運用開始に向けた準備状況について報告した。 |