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カクヤマ トモコ
Kakuyama Tomoko 角山 朋子 所属 神奈川大学 国際日本学部 国際文化交流学科 神奈川大学大学院 人文学研究科 欧米言語文化専攻(文学・思想コース) 職種 准教授 |
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| 発表年月日 | 2026/03/28 |
| 発表テーマ | 図案集『ディ・フレッヒェ』にみるウィーン・スタイルの展開 ―ウィーン分離派とウィーン工房の装飾デザイン |
| 発表学会名 | 2025年度大阪公立大学独仏語圏文化学研究会第2回定例研究会 |
| 主催者 | 大阪公立大学独仏語圏文化学研究会 |
| 学会区分 | 研究会・シンポジウム等 |
| 発表形式 | 口頭(招待・特別) |
| 単独共同区分 | 単独 |
| 国名 | 日本 |
| 開催地名 | 大阪 |
| 開催期間 | 2026/03/28~2026/03/28 |
| 発表者・共同発表者 | 角山朋子 |
| 概要 | 本研究は、ウィーン分離派およびウィーン工房関係者によって編纂された装飾図案集『ディ・フレッヒェ』(1903/04、1910/11)を中心に、世紀転換期ウィーンにおける「ウィーン・スタイル」の変遷とその背景を明らかにする。ドイツ語で「平面」を意味する『ディ・フレッヒェ』には、印刷物やテキスタイル等の平面芸術のデザインが収録された。第1巻の中心はウィーン分離派、美術工芸学校関係者とその学生の作品であり、簡潔な線描、幾何学的構成、反復模様を用いつつ象徴主義的傾向を帯びた様式性が顕著である。これに対し、第2巻ではベルトルト・レフラーを中心に、多色的で具象性の高い、メルヘン的・フォークロア的な図案が増加し、ビーダーマイヤーを想起させる穏健な装飾傾向が見られる。ウィーン・スタイルは単一の様式ではなく、制度横断的な実践の中で変化していく動態的なものであった。 |