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タムラ タダヒサ
Tamura Tadahisa 田村 忠久 所属 神奈川大学 工学部 応用物理学科 神奈川大学大学院 工学研究科 工学専攻(応用物理学領域) 職種 教授 |
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発表年月日 | 2015/01/06 |
発表テーマ | 軌道上におけるCALETのエネルギー較正手法の開発 |
発表学会名 | 第15回 宇宙科学シンポジウム |
主催者 | 宇宙航空研究開発機構(JAXA)科学研究所 |
学会区分 | 研究会・シンポジウム等 |
発表形式 | ポスター |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | 宇宙科学研究所(相模原) |
発表者・共同発表者 | 赤池陽水、寺澤敏夫、鳥居祥二、笠原克昌、小澤俊介、浅岡陽一、仁井田多絵、田村忠久、清水雄輝、他
CALETチーム |
概要 | CALETの主検出器は、高エネルギーの電子成分に最適化した放射長の物質量を持つ解像型のカロリメータで、高いエネルギー分解能と強力な粒子識別性能を有する。CALETが軌道上でこの高い観測性能を発揮、維持するためには、定期的なエネルギー較正の実施が不可欠であり、軌道上における装置の健全性確認、及び詳細なエネルギー較正は、陽子やヘリウムの最小電離損失粒子による粒子通過相当の信号応答を用いる。これまでに加速器ビーム実験で、ミューオンの最小電離損失粒子を利用したエネルギー較正手法の有効性を実証しており、同様の手法により装置較正を実施する。本発表では、この加速器ビーム実験におけるエネルギー較正手法について紹介すると共に、地磁気や大気による次粒子の影響を考慮したシミュレーション計算を基に、軌道上における最小電離損失粒子のイベント取得方法、イベント取得レート、及び最小電離損失粒子のイベント選別方法について報告した。 |