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ニシタニ カズヒコ
Nishitani Kazuhiko 西谷 和彦 所属 神奈川大学 理学部 理学科 神奈川大学大学院 理学研究科 理学専攻(生物科学領域) 職種 教授 |
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発表年月日 | 2021/09/20 |
発表テーマ | 細胞壁再編酵素XTHファミリーの起源を基に生物陸上化の新しいシナリオを提唱する |
発表学会名 | 日本植物学会第85回大会 |
主催者 | 日本植物学会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 口頭(招待・特別) |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | 東京都立大学 |
発表者・共同発表者 | 西谷和彦、篠原直貴、横山隆亮 |
概要 | 細胞壁再編酵素XTHの起源がAlphaproteobacteriaのバイオフィルム軟化酵素ExoKに起源することを系統解析より推定した。ExoK祖先型遺伝子は7億年前のクリオゲニアン紀に陸上植物の祖先と陸上菌類の祖先に個別に水平伝播したことも推定した。これらの知見より、7億年前の全球凍結時代に、陸上植物や陸上菌類の祖先がバイオフィルムを利用し細菌と共存する形質を獲得し、氷面という固相の淡水環境における定着生活を始め、それが陸地進出へのレッスンになったとする仮説を提案する。 |
researchmap用URL | https://researchmap.jp/read0017661 |