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マツナガ リエ
Matsunaga Rie 松永 理恵 所属 神奈川大学 人間科学部 人間科学科 神奈川大学大学院 人間科学研究科 人間科学専攻(応用実験心理学分野 演習担当教員) 職種 准教授 |
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発表年月日 | 2009/12 |
発表テーマ | 習得しやすい音階,習得しにくい音階〜音階スキーマの普遍的特性〜 |
発表学会名 | 電子情報通信学会HIP研究会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | 東北大学 |
発表者・共同発表者 | 松永理恵・阿部純一 |
概要 | 人間は単純な基本振動数比の音程ほど生得的に好む傾向にある。この理由から,オクターブの次に単純な振動数比である“完全5度”や“完全4度”を含む音階は世界中に遍在していると考えられる。とすると,完全5度や完全4度を含まない音階はそうでない音階よりも人間にとって学習し難しいと考えられるが,そうなのであろうか。実験1の結果は,完全5度と完全4度のどちらも含まない音階は,その両方の音程を含む音階よりも学習し難いことを示した。後続の実験では,実験1の結果が,既習得の音階スキーマとの心理的な類似性から生じた可能性は低いことを確認した。要するに,人間は完全5度や4度を含む音階の学習は生得的に行いやすいということである。
分担部分 共同研究のため分担部分抽出不可能 |