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モリタ ヒカル
Morita Hikaru 森田 光 所属 神奈川大学 情報学部 システム数理学科 神奈川大学大学院 工学研究科 工学専攻(情報システム創成領域) 職種 教授 |
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発表年月日 | 2021/03/05 |
発表テーマ | 主観的評価を伴う因果推論への提案 |
発表学会名 | 電子情報通信学会 情報セキュリティ研究専門委員会 ISEC2020-76 |
主催者 | 電子情報通信学会 |
学会区分 | 研究会・シンポジウム等 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | オンライン |
発表者・共同発表者 | 池田大地、森田 光 |
概要 | 情報セキュリティの本人確認や個人照合などでは,機械学習の技法である深層学習などがしばしば用いられる.また,一般的には,学習用のデータを増すアプローチをとり推論精度を上げることが行われている.しかし,もともと豊富なデータ量が得られないケースでは精度を上げることができなかった.著者らは,推論精度を向上するために,既存データを増やさずに,主観評価データを付け加えることで学習をうながす方法を提案する.具体的には,既存の特徴量などからなる確率変数に,主観評価データを新たな確率変数として付け加える.ここでは,確率変数の相互関係は,NBC(単純ベイズ分類器)に主観評価の確率変数を付加するアプローチをとった.また,確率的グラフィカルモデル(以下,PGM)と同様のアプローチをとることにより,いわばNBCの拡張としての定式化が行われる.本方式の妥当性については,フィッシングのURLアドレスの判定問題と,オレオレ詐欺に用いられた会話例の判定問題として評価する. |