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モリタ ヒカル
Morita Hikaru 森田 光 所属 神奈川大学 情報学部 システム数理学科 神奈川大学大学院 工学研究科 工学専攻(情報システム創成領域) 職種 教授 |
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発表年月日 | 2023/03/14 |
発表テーマ | GANを用いた個人情報レコードの多様化 |
発表学会名 | 電子情報通信学会 IT2022-99 ISEC2022-78 WBS2022-96 RCC2022-96 pp.203-208 |
主催者 | 電子情報通信学会 |
学会区分 | 研究会・シンポジウム等 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | 山口大学 常盤キャンパス |
開催期間 | 2023/03/14~2023/03/15 |
発表者・共同発表者 | 蒋 程曦(発表者)・王 天澄・森田 光 |
概要 | 本稿では,プライバシー保護技術として,データ匿名化手法を扱う. 匿名化されたデータベースでも,複数の準識別子を組み合わせることで個人を特定する可能性があるため,k人未満には絞り込めないk-匿名化技術が必要とされている. また,匿名性があっても,同類に絞り込まれた個人レコードの属性に,病歴などの要配慮情報が同一にならないようなl-多様性が必要とされている.本論文で著者らは,要配慮情報に相当する情報を直接検索しにくい高次元の顔画像タグ(以下,顔タグと呼ぶ)に置き換えることを提案する. 元の要配慮情報の代わりに顔の表情などをもつ顔画像を与える研究はこれまでもあったが,病歴,年齢など要配慮情報となりうる情報を直接示せないので,いわば属性情報を間接に与える高次元の顔画像として情報を盛り込んで,多様性を持たせた顔タグを生成する.顔タグの変形情報により第3者は要配慮情報の傾向を知ることになるが,ベースとする個人の顔画像からは生成しないので個人とは何ら関連性がない. |