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モリタ ヒカル
Morita Hikaru 森田 光 所属 神奈川大学 情報学部 システム数理学科 神奈川大学大学院 工学研究科 工学専攻(情報システム創成領域) 職種 教授 |
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発表年月日 | 2022/03/11 |
発表テーマ | 連結リストを用いるGarbled Circuit の効率的な構成法 |
発表学会名 | 電子情報通信学会 IT2021-131 ISEC2021-96 WBS2021-99 RCC2021-106 |
主催者 | 電子情報通信学会 |
学会区分 | 研究会・シンポジウム等 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | オンライン |
開催期間 | 2022/03/10~2022/03/11 |
発表者・共同発表者 | 劉 広健(発表者)・森田 光 |
概要 | Yao による Garbled Circuit の提案以降,秘密回路に関する多くの構成法が提案されてきた.とりわけ,論理合成手法の観点から,真理値表に対応する完全二分木で表現するよりも,BDD または ZDD によるノード削減効果が大きいので,Garbled Circuit の Table にもデータ量圧縮効果を期待して適用する提案がされている.しかしテーブル圧縮は真理値表の 0 と 1のパターンによる依存性があり,分布により圧縮手法を分ける必要があった.また,論理回路が圧縮可能であったとしても,ノードが省略されたので,Garbled Circuit への適用で削減したノードを復元できない問題も生じた.さらに,不規則に省略される入力変数に対するノードを含めた Garbled Circuit の表現手段がなかった.本稿では,BDD および ZDD の構成における分岐に着目し,Garbled Circuit を連結リスト型のデータ表現を用いる方法について考察する.この手法は BDD および ZDD のみならず完全二分木にも適用できる柔軟性がある. |