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ホリ ヒサオ
Hori Hisao 堀 久男 所属 神奈川大学 理学部 理学科 神奈川大学大学院 理学研究科 理学専攻(化学領域) 職種 教授 |
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発表年月日 | 2018/03/27 |
発表テーマ | 光化学的手法による水中からのレニウム成分の回収:共存金属との選択分離 |
発表学会名 | 資源・素材学会平成30(2018)年度春季大会 |
主催者 | 一般社団法人資源・素材学会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 単独 |
開催地名 | 東京 |
発表者・共同発表者 | 堀 久男、大津貴史、森田凛、石井翔大、安川貴彦 |
概要 | レニウムは超耐熱合金等に使用されているレアメタルである。これは鉱物中の焙焼ガス中の酸化レニウム(VII)(Re2O7)を過レニウム酸イオン(ReO4-)として水中に捕集し、アンモニア水を添加後、再結晶やイオン交換、溶媒抽出等の方法で回収し、水素還元することで製造されている。しかしながらReO4-の塩は全pH領域で水に易溶であるため、再結晶では回収率が低い。また、イオン交換樹脂や溶媒抽出では回収したReO4-を樹脂や溶媒から分離・精製する工程が必要である。この状況は廃合金等を原料として用いた場合も変わらない。このためReO4-を水中から簡易かつ高効率に回収できる方法の開発が望まれていた。我々は水中のReO4-を光励起し、電子供与剤からの電子移動反応を起こして水に不溶なReO3やReO2へ還元することで沈殿分離する方法の開発に取り組んできた。今回はこの方法でレニウムの他にタングステン、アルミニウム、あるいはニッケル等の金属成分を含む水中からレニウム成分を選択的に分離すること検討したので報告する。 |