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ホリ ヒサオ
Hori Hisao 堀 久男 所属 神奈川大学 理学部 理学科 神奈川大学大学院 理学研究科 理学専攻(化学領域) 職種 教授 |
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発表年月日 | 2018/05/22 |
発表テーマ | 低温の亜臨界水を用いたフッ素ポリマーPVDFおよび関連物質の高効率分解 |
発表学会名 | 第27回環境化学討論会 |
主催者 | 日本環境化学会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | ポスター |
単独共同区分 | 単独 |
開催地名 | 那覇 |
発表者・共同発表者 | 本間 諒、堀 久男 |
概要 | ポリフッ化ビニリデン(PVDF)とその関連物質は化学プラント用の配管,バルブ,タンク類や,リチウムイオン電池のバインダー等の様々な用途で使われている。一方でこれらはフッ素ポリマーの例にもれず難分解性であるため廃棄物の大半は埋め立て処分されている。高温での焼却は可能であるが,単に高エネルギーが必要なだけでなく,生成するフッ化水素ガスに耐えられる特殊な炉材が必要である。また原料である蛍石(CaF2)の産出は特定国に限られている。このような背景からこれらの廃棄物を穏和な条件でF−まで分解し,Ca2+と反応させて人工蛍石とすることで再資源化することが望まれている。そこで本研究ではPVDFとその関連物質について酸化剤を組み合わせた亜臨界水分解反応を検討した。 |