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ホリ ヒサオ
Hori Hisao 堀 久男 所属 神奈川大学 理学部 理学科 神奈川大学大学院 理学研究科 理学専攻(化学領域) 職種 教授 |
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発表年月日 | 2018/10/25 |
発表テーマ | マンガン化合物と亜臨界水を用いたVDF関連ポリマーの分解・無機化反応 |
発表学会名 | 第41回フッ素化学討論会 |
主催者 | 日本フッ素化学会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | ポスター |
単独共同区分 | 単独 |
開催地名 | 弘前 |
発表者・共同発表者 | 本間 諒,堀 久男 |
概要 | PVDF(VDF = フッ化ビニリデン)およびVDFと他のモノマーとの共重合体は溶融成形が可能で耐熱性や耐薬品性等の優れた特性を持つ。このため化学プラント用の配管・バルブ類やリチウムイオン電池のバインダー等,様々な用途で使われている。一方でこれらは難分解性であるため廃棄物の大半は埋め立て処分されている。高温での焼却は可能であるが,高エネルギーが必要なだけでなく,生成するフッ化水素ガスに耐えられる特殊な炉材が必要である。また原料である蛍石(CaF2)の産出は特定国に限られている。このような背景からこれらの廃棄物を穏和な条件でF−まで分解し,Ca2+と反応させてCaF2とすることで再資源化することが望まれている。本研究ではPVDFをさらに低温で完全分解させることを目指して過マンガン酸カリウム(KMnO4)を用いた亜臨界水反応を検討したので報告する。 |