イシハマ シンジ   Ishihama Shinji
  石濱 慎司
   所属   神奈川大学  経営学部 国際経営学科(体育)
   職種   准教授
発表年月日 2024/08/31
発表テーマ 熱可塑性素材インソールが身体的機能におよぼす影響について ―機能回復を目的としたインソールの開発-
発表学会名 日本体育・スポーツ・健康学会第74回大会
主催者 一般社団法人日本体育・スポーツ・健康学会
学会区分 全国学会
発表形式 ポスター
単独共同区分 共同
国名 日本
開催地名 福岡
開催期間 2024/08/29~2024/08/31
発表者・共同発表者 石濱慎司, 後藤篤志, 韓 一栄
概要 本研究では、機能回復を前提に開発した熱可塑性素材を使用したインソール(TM)が身体諸機能へおよぼす効果について、より詳細なデータの収集をすることを目的とした。TMインソール着用と未着用時に以下の比較をした。①男子大学生を対象に、体力測定(背筋力、座位体前屈、閉眼片足立ち、ボール投げ)および姿勢(側面から撮影)の評価をおこなった。②65~79歳の男女を対象に、筋力評価測定器(酒井医療社製mobile ZⅡ)を使用し、立位状態の下方向および左右側面方向の4方向へ徒手抵抗力測定をおこなった。①体力測定の結果は、TMインソールの着用有無に関わらず変化はみられなかった。側面からの姿勢は、インソール着用時は未着用時と比較して前傾姿勢となり、背筋が伸びている傾向にあった。②徒手抵抗による筋力評価は、インソール未着用時と比較して4方向とも10%程度高値を示し、有意な差が認められた。以上の結果からTMインソール着用により、運動能力のパフォーマンス向上の効果はみられなかったが、バランス機能および姿勢改善に有効であることが明らかになった。