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ホリ ヒサオ
Hori Hisao 堀 久男 所属 神奈川大学 理学部 理学科 神奈川大学大学院 理学研究科 理学専攻(化学領域) 職種 教授 |
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発表年月日 | 2019/10/15 |
発表テーマ | 光化学的手法による水中からのレニウム成分の回収:白金との選択分離 |
発表学会名 | 第9回CSJ化学フェスタ |
主催者 | 公益社団法人日本化学会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | ポスター |
単独共同区分 | 単独 |
開催地名 | 東京都江戸川区 |
発表者・共同発表者 | 米里勇紀・堀 久男(神奈川大理) |
概要 | 金属中でタングステンに次ぐ高い融点を持つレニウム(Re)はタービン用の合金や石油改質触媒等に必須な材料として用いられているが、鉱石からの製造工程やリサイクルの工程で水中からの回収率が低いことが課題となっている。我々は以前、2-プロパノールとアセトンを共存させたReO4ˉの中性~塩基性の水溶液に紫外光を照射すると、ReO4ˉが水に不溶なReO3およびReO2まで還元されてReO4ˉの大半を沈殿回収できることを報告した。今回は使用済みのレニウム・白金触媒からの各成分の分離回収を目指して、レニウム成分と白金成分が共存した水溶液にこの方法を適用した。その結果、アセトン濃度や光照射時間を変えることで、白金を優先的に沈殿させて両者の分離ができることを明らかにしたので報告する。 |