|
|
ホリ ヒサオ
Hori Hisao 堀 久男 所属 神奈川大学 理学部 理学科 神奈川大学大学院 理学研究科 理学専攻(化学領域) 職種 教授 |
|
発表年月日 | 2019/11/21 |
発表テーマ | 過マンガン酸カリウムと低温の亜臨界水を用いたPoly(VDF-co-MAF)の高効率無機化 |
発表学会名 | 第42回フッ素化学討論会 |
主催者 | 日本フッ素化学会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | ポスター |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | 神戸 |
発表者・共同発表者 | 本間 諒1, 堀 久男1, Sanjib Banerjee2, Fernando Reis da Cunha2, Bruno Ameduri2
1)神奈川大、2) Institut Charles Gerhardt, CNRS. |
概要 | PVDF(VDF = フッ化ビニリデン)およびVDFと他のモノマーとの共重合体は溶融成形が可能で耐熱性や耐薬品性等の優れた特性を持つ。このため様々な用途で使われている。一方でこれらは難分解性であるため廃棄物の大半は埋め立て処分されている。高温での焼却は可能であるが,高エネルギーが必要なだけでなく,生成するフッ化水素ガスに耐えられる特殊な炉材が必要である。このような背景からこれらの廃棄物を穏和な条件でF−まで分解し,Ca2+と反応させてCaF2とすることで再資源化することが望まれている本研究ではVDF関連コポリマーであるPoly(VDF-co-MAF) (VDFと2-trifluoromethyl acrylic acid (MAF)の共重合体)をKMnO4を用いた低温の亜臨界水中で完全に分解・無機化することを目指した。 |