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ホリ ヒサオ
Hori Hisao 堀 久男 所属 神奈川大学 理学部 理学科 神奈川大学大学院 理学研究科 理学専攻(化学領域) 職種 教授 |
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発表年月日 | 2020/03/16 |
発表テーマ | 過マンガン酸カリウムと亜臨界水を用いたフッ素系イオン液体の完全酸化分解 |
発表学会名 | 第54回日本水環境学会年会(書面開催) |
主催者 | 日本水環境学会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 単独 |
開催地名 | 盛岡 |
発表者・共同発表者 | 堀 久男、大石玲未、加藤弘樹、児玉龍太 |
概要 | フッ素系イオン液体とは陰イオンと陽イオンからなる塩類でありながら100 ºC以下で液体の物質のうち、陰イオンを構成するアルキル基の水素原子が全てフッ素原子に置換されたものである。これらは熱的および化学的に安定で、不燃性や高イオン電導性等の性質を有している。このためエネルギーデバイス等へ応用されつつあるが、一部の化合物には生体蓄積性や毒性が指摘されている。さらに炭素・フッ素結合を持つため難分解性で、廃棄物の分解処理が困難である。これらを穏和な条件でフッ化物イオン(F−)まで分解すなわち無機化できれば、カルシウム添加で原料であるフッ化カルシウムに変換できるため、フッ素資源の循環利用に貢献できる。本研究では、これらを比較的低温の亜臨界水を用いてF−まで効果的に分解するためにKMnO4を用いた反応を検討した。 |