コマツ タカシ   Komatsu Takashi
  小松 隆
   所属   神奈川大学  工学部 電気電子情報工学科
   職種   助手
発表年月日 2016/11/17
発表テーマ 三次元冗長 DCT と三次元 ST-DFT の動画像復元性能比較
発表学会名 画像符号化シンポジウム・映像メディア処理シンポジウム
主催者 PCSJ/IMPS実行委員会
学会区分 研究会・シンポジウム等
発表形式 ポスター
単独共同区分 共同
開催地名 ラフォーレ修善寺
発表者・共同発表者 小松 隆,張 鍵,齊藤 隆弘
概要 JPEG,MPEG にDCT が用いられているように,画像処理にはDFT よりもDCT が用いられることが多い.画像の小ブロックにDFT を用いると,周期化の際に境界で不連続を生じ,複数の変換係数に本来の信号に由来しない偽の成分を生じる.これがDFT ではなくDCT がJPEG,MPEG に用いられた要因のひとつである.ST-DFT は,ブロック境界で重みが減衰する窓関数を掛けた後にDFT を適用する方式で,音声分野では広く使われている.しかし,画像処理ではこれまでその利用があまり検討されてこなかった.本稿では,動画像信号に対しては三次元DFT が有効であること,また三次元ST-DFT を用いるとエネルギー集中度の観点から更なるる改善が得られ,現在最も高い雑音除去性能を有するCVBM3D 法と比較可能な復元性能を有することを示す.P-3-10