モリタ ヒカル   Morita Hikaru
  森田 光
   所属   神奈川大学  情報学部 システム数理学科
    神奈川大学大学院  工学研究科 工学専攻(情報システム創成領域)
   職種   教授
発表年月日 2023/01/26
発表テーマ Garbled Circuit構成用連結リストを用いた効率的な手順
発表学会名 2023年暗号と情報セキュリティシンポジウム(SCIS2023),3B2-3
学会区分 研究会・シンポジウム等
発表形式 口頭(一般)
単独共同区分 共同
開催地名 リーガロイヤルホテル小倉
開催期間 2023/01/24~2023/01/27
発表者・共同発表者 劉 広健(発表者) 、王 天澄 、森田 光
概要 YaoによるGarbled Circuitの提案以降,秘密回路に関する多くの構成法が提案されてきた.とりわけ,論理合成の観点からは,真理値表に対応する完全二分木で表現するよりも,BDDまたはZDDによるノード削減によるメモリ量低減できる.しかし,ZDDによる「0」を補う,Garbled Circuitへの適用では上位桁の扱いを補う問題が生じる.本稿では,構成における分岐に着目し,Garbled Circuitを連結リスト型のデータ表現を用いる手順を提案しその性能を考察する.4入力まで確かめたところ,BDDの構成法はZDDよりもメモリ量も遅延時間も少なくなる.また,この手法は,BDDおよびZDDのみならず完全二分木にも適用できる.